人気のドッグフードである「モグワン」と「ソルビダ」を5つの項目で比較してみました。
今回は、ドッグフードを購入する際に基本となる「1.料金」「2.会社の信頼性」「3.原材料の安全性」「4.添加物の有り無し」「5.栄養の基準値」を徹底比較しています。
両社の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
モグワンとソルビダを10項目で徹底比較
モグワン | ソルビダ | |
100gあたりの料金 | 242円 | 290円 |
内容量 | 1.8kg | 900g 1.8kg 3.6kg 5.8kg |
穀物の使用 |
無し(グレインフリー) | 無し(グレインフリー) |
主な原材料 | チキン、サーモン | チキン |
香料・着色料 | なし | なし |
対応犬種 | 全犬種 | 全犬種 |
対応年齢 | 全年齢 | 全年齢 |
原産国 | イギリス | アメリカ |
食いつき | ![]() |
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コスパ | ![]() |
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愛犬が成長に差し掛かる子犬や栄養が不足しがちな高齢犬などに栄養バランスがいいドッグフードを与えたいのなら、モグワンが良いでしょう。
また、値段のコスパなども良いです。
一方でソルビダはオーガニックにこだわっているのが最大の特徴。
それは主原料からオーガニックで製造しているのでわんちゃんの健康を第一に考えています。
愛犬はできるだけ余計なものは入れずにオーガニックで与えた方はソルビダがおすすめです。
モグワンとソルビダを5つの項目で比較しました!
1.料金で比較 | 100gの料金、割引率、配送料などで比較してみました。 |
2.会社の信頼性で比較 | 会社の歴史や事業内容から信頼性を比較してみました。 |
3.原材料の安全性で比較 | 体に影響がある原材料を使用していないのか比較しました。 |
4.添加物の有り無しで比較 | 添加物が入っているのか比較しました。 |
5.栄養の基準値で比較 | タンパク質など栄養素で比較をしました。 |
上記の5つの項目で、モグワンとソルビダを比較してみました。
知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「モグワン」と「ソルビダ」を料金で比較!
※税込み価格 | モグワン | ソルビダ |
100gあたりの料金 | 242円 | 290円 |
割引率 | 初回50%オフ | なし |
配送料 | 704円(11,000円以上無料) | 販売サイトに準ずる |
100gあたりの料金はソルビダのほうが高いです。
ソルビダの料金が高い理由としてはアメリカの原材料を使用しているので輸送コストなどもかかるためです。
高品質なドッグフードであることとプラスして、輸入にかかわるコストがかかっているので値段が国産のドッグフードよりも値段が高くなります。
モグワンとソルビダの料金で見るとモグワンのほうがコスパは良さそうです。
2.「モグワン」と「ソルビダ」を会社の信頼性で比較!
会社名 | 設立日 | 事業内容 |
モグワン:株式会社レティシアン | 設立:2007年1月 | 事業内容:ペットフードの輸入、販売、製造、研究開発 |
ソルビダ:株式会社ライトハウス | 設立:2000年10月2日 | 事業内容 ペット用品の輸入、販売 ペット関連雑貨品の輸入、販売 衣料繊維製品及び装飾雑貨品の輸入、販売 ペットフードの販売 |
会社の信頼性で比較をしてみたところ、両方とも信頼性としては問題はなさそうです。
ソルビダを運営している株式会社ライトハウスは主に輸入の事業もやっています。
そのため、自社で製造をしているというよりは販売がメインです。
その点が自社で製造しているモグワンとの違いでしょうか。
しかし、事業内容の違いだけでどちらも会社の信頼性としては十分でしょう。
3.「モグワン」と「ソルビダ」を原材料の安全性で比較!
チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 A、 D3、E)、乳酸菌
引用:モグワン公式サイト
オーガニックチキン生肉、乾燥チキン、オーガニック乾燥豆類、オーガニックエンドウ豆粉、オーガニックタピオカ粉、オーガニック乾燥ヒヨコ豆、オーガニック乾燥アルファルファ、天然フレーバー、オーガニックひまわり油*、オーガニック挽き割りフラックスシード、オーガニック乾燥ジャガイモ、鶏脂肪*、エンドウ豆でんぷん、乾燥サーモン、乾燥トマト繊維、乾燥レンズ豆、塩化カリウム、サーモンオイル*、乾燥ビール酵母、チキン軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、ミネラル類(亜鉛、鉄、銅、コバルト、マンガン、食塩、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、オーガニックひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸)、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
引用:ソルビダ公式サイト
原材料を比較してみましたが、個人的に気になる原材料はありませんでした。
二つとも肉類をベースにして、必要な栄養素は取り込まれていると思います。
モグワンの特徴は以下です:
- イギリスの工場で製造され、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリアしています。
- 人間用の食品工場で加工された原料のみを使用しています。
- 原料はスチームで低温加熱調理されます。
- 製造ロット番号の印字により、トレーサビリティが確保されています。
- 輸送中の温度管理も徹底されています。
- 副産物や遺伝子組み換え食品は使用されていません。
- 合成保存料、着色料、香料なども使用されていません。
- 肉、魚、野菜、果物がバランスよく配合されています。
- オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンオイルや関節軟骨成分(グルコサミン、MSM、コンドロイチン)も含まれています。
モグワンは高品質な原料を使用し、バランスの取れたドッグフードです。原料の具体的な調達先が開示されていない点が少し不安ではありますが、人間用の品質基準をクリアした原料を使用しており、多くの品質検査をクリアしています。
モグワンにはお肉や魚などの偏りがなく、野菜や果物の抗酸化成分もバランスよく含まれています。特にオメガ3脂肪酸の豊富なサーモンオイルや関節の健康に良い成分(グルコサミン、MSM、コンドロイチン)が配合されているのもポイント。
これらの栄養素は通常、サプリメントで別途摂取する必要がありますが、モグワンには最初から含まれているため、追加のコストもかかりません。
モグワンは評価が高く、安全性や品質が優れていることから多くの人に選ばれています。価格もリーズナブルであり、バランスの取れた絶妙な内容が最大の魅力です。
一方でリニューアル前のソルビダは情報が不足しており、評価が難しかったです。
しかし、新しくなってからは細かい情報が開示されるようになりました。
その結果、ソルビダの印象は良くなりました。品質と安全性には申し分なく、オーガニック乾燥豆類の内訳が知りたかったという要望もあります。
新しいソルビダの特徴は以下の通りです:
- 「人と同じ基準」の食材を使用。
- 原材料の約70%以上にオーガニック認定のものを使用。
- オーガニック認証機関オレゴンティルスの審査・認定を得た原材料のみを使用。
- チキンとターキーにホルモン剤や抗生物質の投与はなし。
- 野菜やフルーツは無農薬。
- 腸の働きを整える「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」配合。
- 体臭や便臭の軽減をサポートする「ユッカシジゲラ抽出物」配合。
- 合成の着色料・着香料・調味料や防カビ剤は使っていない。
- オレゴンティルスの認定を受けたオーガニックフード製造工場で製造。
以前は、ソルビダの原材料が「人と同じ基準」なのか不明でしたが、新しいソルビダでは原材料のグレードや産地が具体的に開示されています。
すべての原材料はアメリカのオーガニック認証機関オレゴンティルスの審査を受け、約70%以上が認定を受けたものです。また、残りの30%はオーガニック認定外ですが、定期的な検査により安全性が確保されています。アメリカ国内で調達が難しい原材料についてはカナダから取り寄せられており、これらも厳しい審査を通過しています。
ただし、肉類の配合比率については具体的な数字が開示されていないため、改善の余地があります。
4.「モグワン」と「ソルビダ」を添加物の有り無しで比較!
モグワンとソルビダを添加物の有り無しで調べました。
モグワンには添加物が入っています。
添加物はビタミンやミネラルなど栄養成分上のものです。
そのため、人工的に入れられた添加物ではありません。
サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌
保存料や着色料などは入っていませんのでそこは安心してください。
ドライフードの作る過程で加熱処理があります。
加熱するときに壊れてしまう栄養成分があります。
わんちゃんにとって必要な成分は後から付け足す必要あるので、ビタミンやミネラルもその一部です。
ビタミンやミネラルは体に悪い影響を与えるものでないので安心してください。
一方でソルビダも同様にビタミンやミックストコフェロール(ビタミンE)のみ添加物としては含まれています。
保存料や着色料などは入っていないので、モグワンと同様に安心して愛犬に与えることができるでしょう。
5.「モグワン」と「ソルビダ」を栄養の基準値で比較!
モグワン
粗タンパク質27%以上
脂質10%以上
水分9%以下
灰分9%以下
粗繊維4.75%以下
代謝エネルギー約363kcal/100g
ソルビダ
たんぱく質 25%以上
脂質 15%以上
水分 10%以下
粗灰分 9%以下
粗繊維 4%以下
代謝エネルギー約378 kcal/100g
(灰分とはミネラルを指します。主にナトリウムやカルシウムに灰分が入っています。ミネラルが足りなくなると欠乏症を引き起こす可能性があります。ただし、取りすぎても過剰症になる危険があります。5%~10%適量です。)
次は必要な栄養素の基準を満たしているのかを比較してみまして。
基準は動物の飼料の販売や製造、流通を規制する基準を定めているアメリカの機関AAFCO(アフコ)の基準を参考にします。
日本のペットフードは大体、AAFCOの基準を元にしています。
AAFCOの栄養基準(維持期)
粗タンパク質 18.0%以上
脂肪 5.5%以上
水分 10%以下
粗繊維 4%以下
出典:米国飼料検査官協会
AAFCOの基準を元にするとどちらも必要な栄養素は満たしています。
つまり、愛犬の健康維持はされることを意味しています。
モグワンとソルビダは栄養素のバランスが非常に取れています。
どちらを安心して与えることができるでしょう。
モグワンドッグフードの特徴について

モグワンは、手作り食に近い食事を目指し、全ての原材料がヒューマングレードで栄養豊富な新鮮な素材が使用されています。
特に、動物性タンパク源が50%以上含まれており、97.8%の犬が食べたという高い食いつきを示していいます。
モグワンには、手作り食に近い理想の食いつきを実現するために、全ての原材料がヒューマングレードで、栄養豊富な新鮮な素材を使用。
また、原材料の主原料である「チキン生肉」を始めとした動物性タンパク源が50%以上含まれており、そのため高い食いつきが実現されています。
モグワンの食いつきの良さについては、口コミにより確認されています。
また、ヒューマングレードの新鮮な素材を使用することで、愛犬の健康維持にもつながります。
モグワンは、手作り食に近い理想的な食事を目指し、全ての原材料がヒューマングレードで栄養豊富な新鮮な素材が使用されています。
動物性タンパク源が50%以上含まれており、97.8%の犬が食べたという高い食いつきを実現しているため、愛犬の健康維持にも役立つドッグフードです。
ソルビダドッグフードの特徴について

ソルビダは、オーガニック素材を使用した安心・安全なドッグフードです。
主原料には、厳しいオーガニック基準をクリアした「オーガニックチキン生肉」が使用されており、消化のしやすいオーガニック素材の穀物類も配合されています。
ソルビダの特徴は、主原料に使用される「オーガニックチキン生肉」をはじめ、素材全般の新鮮さと安全性にあります。
ソルビダは、厳しいオーガニック基準をクリアした素材が主原料に使用されているため、安心して愛犬に与えることができます。
また、穀物類にもオーガニック素材が採用されていますが、アレルギーの出にくい、消化のしやすい穀物類が選ばれているため、消化吸収もよく、健康的な食生活をサポート。
ソルビダの主原料はオーガニック認証を取得した養鶏場から仕入れられています。
また、穀物類には、オーガニック素材の「オーツ麦」や「大麦」が採用。
これらの穀物類は、アレルギーの出にくい、消化のしやすい穀物類に分類されます。
そのため、ソルビダは消化吸収がよく、健康的な食生活をサポートしてくれるでしょう。
ソルビダは、オーガニック素材を使用した安心・安全なドッグフードを探している飼い主の方には、ぜひ一度試していただきたいドッグフードです。
「モグワン」をおすすめの方はこんな人!
- グレインフリー(穀物不使用)がいい人
- 無添加がいい人
- 愛犬が鶏肉アレルギーがない人
- 愛犬に動物性タンパク質を与えたい人
モグワンは、グレインフリー(穀物不使用)で、健康に配慮したドッグフードの一つです。
グレインフリーのドッグフードは、穀物に対するアレルギーを持つ愛犬に与えることができます。
実際に食いつきもいいと愛犬家のなかでも評判です。
また、穀物を含まないドッグフードは、愛犬の消化器系に優しく、健康的な腸内環境を保つことができます。
添加物や保存料を使用していないため、愛犬の体に悪影響を与える心配はありません。
穀物や添加物が入っていない食事を与えることで愛犬の健康状態を維持することができます。
しかし、モグワンは鶏肉を主原料としているため、鶏肉にアレルギーがある愛犬には与えることができません。
愛犬のアレルギーに合わせて適切なドッグフードを選択することが重要です。
動物性タンパク質源を使用しており、愛犬に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。
本来、わんちゃんは植物性より、動物性タンパク質を主な栄養とします。
モグワンは優れた品質と栄養バランスに加えて、飼い主の手軽さを考慮した製品ラインナップが魅力的です。
コスパのいいプレミアムドッグフードを与えたい方にはおすすめです。
「ソルビダ」をおすすめの方はこんな人!
- ヒューマングレードがいい人
- 愛犬の腸内環境を改善したい人
- 無添加がいい人
- オーガニックにこだわりがある人
ソルビダは愛犬の健康を最優先に考えた無添加のドッグフードブランドです。
ヒューマングレードの食材を使用しているため、人間が食べることができる食材を使用しており、添加物や人工的な成分は一切使用されていません。
そのため、愛犬には安心して食事を提供することができます。
以下の動画でも解説されている通り品質は高いです。
さらに、ソルビダは腸内環境を改善するために、消化しやすい材料を使っています。
グルテンや穀物は含まれておらず、穀物に対してアレルギーを持つ犬にもおすすめです。消化器官の負担を軽減することで、健康的な腸内環境を維持し、健康的な体調をサポートします。
オーガニックにこだわりがある方にもおすすめです。
アメリカの認定機関のオレゴンティルスの厳しい基準クリアした原材料を使用。
※
植物はオーガニックの認定を受けた生産者により、化学肥料や農薬が使われていない(過去3年間)畑で作られて、かつ遺伝子組換えは禁止。
家畜はオーガニック飼料だけで飼育。
遺伝子組み換え食品を投与されていないこととホルモン剤や抗生物質は使用禁止。
オーガニックの原材料で化学肥料や農薬を使用していないので安全です。
愛犬が健康に育つためには、安全で健康的な食材を使用することが重要。
ソルビダのドッグフードは、愛犬の健康に真剣に取り組む飼い主の方におすすめできるブランドです。
品質にこだわり、無添加で、ヒューマングレードの原材料を使用することで、愛犬が健康的に成長するために必要な栄養素をバランスよく摂取することが可能。
健康的な食事を提供することで、愛犬の寿命を伸ばすことができます。
モグワンとソルビダの比較【まとめ】
いかがでしたでしょうか。今回は人気のドッグフードの「モグワン」と「ソルビダ」の違いを5つご紹介してきました。
どちらも良質なドッグフードであることは間違いありません。
ドッグフードはそれぞれのわんちゃんに合う、合わないがあります。
そのため、まずは愛犬に与えてみて反応をみることが大切。
その中から、愛犬に合うドッグフードを探すのが一番の近道でしょう。
品質に問題ないと感じたら、まずは試してみることが重要。
モグワンとソルビダはどちらも品質に問題ないので、まずは気になる方に試してみることをおすすめします。
実は「モグワン」と「ソルビダ」を比較して検討する方も多いのですが、「モグワン」と「このこのごはん」で比較する方が多いんです。
詳しくは「モグワンとこのこのごはんを5つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。